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JAZZ GUITAR TRAINING

偉大なジャズギタリストのフレーズを独断と偏見で研究し、ジャズギター上達に執念を燃やすサイトです。日進月歩!!

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いろいろなコード上でハービー・ハンコックのOne Finger Snapを弾いてみた!

ジャズのセッションでアドリブをしてて、「ああー、この人すげープレイヤーだな」って思う時って多々ありますよね。

自分の場合、ソロ中に曲のテーマのモチーフを上手くいれてソロできる人はすごいジャズを理解してて、すごく人の心を掴んだいいプレイをしていると思います。

ということで今回は曲のテーマをソロ中に導入するための考察をしてみようと思います!

今回使用する曲はハービーハンコック作曲「One Finger Snap」のテーマの出だしのフレーズを用いたいと思います。

原曲はこちら!



超かっこいいっすねー!
このテーマが最高にクールかつ、アドリブのようなニュアンスもあり、しかも有名な曲でもありますから、これをセッションでさらっと弾いてみれば好印象なこと間違いなし!??
間違いなく、周りは盛り上がると思います。

はい、テーマ出だしのフレーズをコピーしました。



この曲ではGm7上におけるフレーズなのですが、どうしてこのような音使いをしているのか未だに理解できません(汗
しかし音の響きはハービー特有のダークな雰囲気満載で、ハービーのような音楽を目指すには大変勉強になるフレーズだと思うのです。

ここではGm7上で弾いていますが、メジャー3rd(B)が入っているので、G7上の方がよりサウンドすると思います。ハービーもG7のイメージで弾いているのではないかと。

また音使い的にB7上におきましてもBミクソリディアンに近い音が多いので、より自然にサウンドします。

F7上におきましても、Fホールトーン・スケールなイメージで気持ちいアウト感あるサウンドになると思います。

弾けばこんな感じ




どうでしょう?差がわかりませんねw

でもFブルースでこのフレーズを弾いてみても面白いかもしれません。
まだセッションで試していませんが、機会があったら試してみようと思います!

演奏中に思い浮かべばいいのですがw

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Julian Lage 枯葉 フレーズ研究 part 2

みなさん、こんにちは!

今日は先日、ご紹介したJulian Lage の枯葉のソロの中から、いい感じのフレーズがあったので紹介しちゃいます!


 

Cm7でのドリアンフレーズ、F7での16分の使い方、B♭M7でのメジャー7thから6度に向けてのクロマチックフレーズ、そしてAmi7♭5でのGマイナーペンタトニックフレーズがいい感じです!

個人的にはペンタトニックフレーズが苦手で、ジュリアンの3連マイナーペンタフレーズ、フルピッキングのニュアンスが出せませんw

弾いたらこんな感じ


B♭M7からE♭M7のフレーズが意外に難しいです。もっと良いポジションがあるのかな?
ペンタフレーズは珍しい感じではないですが、シンプルなスケールであるからこそ、マンネリに陥りやすく、いろいろな歌い方を研究するべきでしょう。

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リズムを極めたら世界ミュージシャンになれるかも!?

みなさん!

音楽をやる上で大切なことは何でしょうか?

メロディー?

ハーモニー?

理論?

ハート??


もちろんすべて大切ですが、個人的に最も大切な要素は「リズム」だと思います。

以前、師匠から音楽は建築と一緒だというお話を聞きました。

家を建てる時、いきなり家具のような装飾品から考える人はいないでしょう?

まず骨組みをしっかり作りますよね。
骨組みがしっかりしていない家はすぐに倒れてしまう。

ここでいう骨組みは音楽でいうとリズムなのです。

リズムがしっかりしていれば、安心して音楽がグルーブする。
逆にリズムが安定していなければ、どんなに早弾きをしようが音楽として聴こえません。

リズム練習は何よりも重要な練習なのです。


また世界ミュージシャンの定義はなんだと思いますか?
ギタリストでいえば、パットメセニー、ジョンスコ、マイクスターン、カートローゼンウィンケルなどなど。

皆さん音を聞いただけで誰が弾いているか分かりますよね。
なぜ分かるのでしょうか?

音色、トーンが違うという意見もあるでしょうが、もっと明瞭な答えとしては、やはり「リズム感」なのです。

彼らをコピーしたことがある人は気づいているかもしれませんが、実はパットもジョンスコも弾いているフレーズはあまり変わりません。

しかしパットにはパットのリズム、ジョンスコにはジョンスコのリズムが確立されており、曲を通して、彼らのリズムはブレることがありません。

逆に言えば、自分の絶対的なリズムを生み出すことができたら、世界で通用するミュージシャンになれているかもしれません。

皆さん、世界で通用するミュージシャン目指して、頑張ろうではありませんか!!


Julian Lage 枯葉 ソロをコピーしてみた!! Part 1

今回はJulian Lageの枯葉をコピーしてみました!



ざっとプロフィール紹介。

Julian Lageは1987年12月25日生まれ。(同い年!!しかも同じ12月生まれ!

5歳でギターをはじめ、7歳の時にはすでに公式の場で演奏活動をスタートさせるなど、神童ぶりを発揮。これまでにGary Burton 【ゲイリー・バートン】 をはじめとしてHerbie Hancock 【ハービー・ハンコック】、David Grisman 【デイヴィッド・グリスマン】、Bela Fleck 【ベラ・フレック】、Charles Lloyd 【チャールス・ロイド】、Martin Taylor 【マーティン・テイラー】 らジャズ界のビッグ・ネームと共演。

(下記サイトより拝借しました)
http://tomiyoshi-guitar-school.com/guitarist/Julian_Lage/index.html

はい、若くして新時代の息吹を感じさせるJulian Lage。
この歳にして、すでに自分の音楽を作り上げております。マジで尊敬。すばらしい。

しかも彼は自分のオリジナルボイスもありながら、ジャズのスタンダードプレイもしっかりと弾きこなします。

そこで今回は彼のスタンダードプレイをコピーすることによって、ジャズのアドリブを研究してみようではありませんか!!

今回コピーするのはこちら




はい、スタンダード中のスタンダード、枯葉です。

この演奏がまたかっこいいんですよ!ホント。
フレーズのシーケンスも最高に歌ってますし、グルーブ感も半端ない。

是非ともコピーしてみましょう。

今回はとりあえず1コーラス目の譜面をアップします!
下のリンクから無料でダウンロードしちゃってください!

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/af7da20151cb80755cb61ea590f73e80/1401370744




すげーこと
やってそうで実は、コードトーンを大事にして忠実に弾いておられます。

後半のバップフレーズは是非ストックにしておきましょう!
バップ感がパネエっすね!

また残りも少しずつ譜面にしてみようと思います!

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耳コピを快適にできるようにする5つのコツ

今回は耳コピについて書いていきます!



みなさん耳コピしてますか?耳コピとは読んで時の如く、譜面などを見ずに、音源を聴いて音を採る作業のことを言います。
英語ではtranscript、トランスクライブなんて言ったりします。

「えっ!?楽譜なしで音をとるの??
私、絶対音感ないし絶対無理!!」

と思われた方。
お気持ち分かります。

私自身も音感が全くと行っていいほどありませんでした。

大学生の頃、吹奏楽部上がりの周りの先輩、同期、後輩達がせっせと音を採譜してきた話を聞いて、コンプレックスを持ったものです。

どうやって音を採っているのか理解できませんでした。

しかしながらこの耳コピー、やはり音楽をもっと学びたいと思うなら避けては通れない道。

半ばヤケクソで一音ずつ、こつこつと耳コピを始めました。
(初めてコピーしたのはスタンドバイミーだったかなw)

やはり最初の一年くらいは、自分で採譜した音があっているかどうかも分かりませんでした。楽譜は間違った音だらけ、とにかく酷いものでした。それでも必死に音源と向き合ううちに、次第に音が聴き取れるようになり、採譜にかかる時間も短縮できるようになりました。

耳コピをするメリットは何か。
音感がつくのは当たり前ですが、コピーする内にそのプレイヤーが何を考えながら弾いているのか理解できるようになり、プレイヤーの手グセなども分かるようになります。また譜面に起こすことにより、読譜能力も向上。

間違いなく音楽スキルをレベルアップできます。

耳コピは絶対にするべき練習なのです。

ということでできる限り耳コピを持続させるためのテクニックを以下にまとめました。


①再生プレイヤーはWindowsメディアプレイヤーがおすすめ!!
②完璧を求めない。
③全部コピーする必要などない。
④コード進行の分かるものから始める。
⑤必ず楽譜に書き起こす。

①について
基本絶対音感でない限り、一度に聴き取れることはほぼありません。
何度も同じフレーズを聴き返すのです。
耳コピを長続きさせるコツとしては、できる限り作業中のストレスを減らすことです。

そのためには聴きたいフレーズをスピーディに聴き返すことが可能な再生プレイヤーであることが必須です。私はWindowsメディアプレイヤーを俄然押します!

巷のituneでは実は5秒ほど聴かなければ、同じ再生地点から再生することができません。
一方、Windowsメディアプレイヤーは聴きたいフレーズの再生時間にカーソルを合わせ、スピーディに再生することが可能です。ストレスなく耳コピに集中することができます。
一昔前のYouTubeもスピーディに再生できたのですが、最近は動画が重すぎて、快適に再生できないのが残念です。


ギターを片手に、上記写真のように手を配置し、何度も同じフレーズを高速リピートで聴きまくる。



②全てを聴き取ろうと完璧を求める必要はありません。
音は間違って聴き取っても構いません。大雑把に採譜しましょう。
まずは採ってみること。終わらせてしまうことです。そこから細部を少しずつ研究していけばいいのです。

③ソロの最初から最後まで全部採る必要もありません。
自分の好きなフレーズをコピーして、それを自分のストックにしましょう。
ソロの流れを知りたいなら、コーラスごとにコピーしてみましょう。

コード進行が分かる曲の方が、ある程度、音を予測できます。
また採れた音がコードに対してどのようなアプローチをしているのか、理論的に理解することができます。理解できた音に関しては覚えるのも早く、即自分のフレーズとして消化できます。

必ず楽譜に起こしましょう
「まっ、覚えているから楽譜に起こすのはいっか。。。」と思っているあなた。
必ず忘れますから!!
思い出すのに、また一から採譜しないといけないのは非常に時間が勿体無い!
必ず記録に残しましょう。目に見える形にすることによって、充実感も湧いてきます。
また採譜することによって、より深く音楽を理解できます。採譜した音の長さを意識できます。構造を視覚的に認知できます。

楽譜を書く際に、綺麗に書く必要は全くありません。
汚く書きましょう!スピーディに!気分は作曲家です。

まとめ
・耳コピは絶対やる!
・再生プレイヤーはスピーディに聴き返せるもの
・譜面に必ず書き起こす


採譜することは大事ですがあくまで採譜です。
楽器の練習をおろそかにせずこつこつやりましょう!

プロフィール

HN:
ジャズギタリストtom ozawa
性別:
非公開
職業:
ジャズギタリスト、レコードショップ店員
趣味:
ラジオDJ
自己紹介:
☆自己紹介☆
はじめましてジャズギタリストの友澤毅です!
関東圏内でぼちぼち演奏活動しています。
仕事はミュージシャン!・・・ではなく某レコードショップ店員w

15歳でギターを始める。
広島大学卒業後、音楽学校メーザーハウスに入学。
在学中、矢堀孝一氏に師事。音楽理論と演奏技術を学ぶ。

現在まで矢堀孝一氏、山口武氏、トモ藤田氏に師事。

よろしくお願いします(^^)

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